江戸文化 《奥御殿御祝儀雙六》

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:#26 玄猪(ゐのこ)  
 
 #21とうじ(冬至)
 #31おぞふに(御雑煮)
 #17かちんねり(嘉朕春)

 さやうさ はやく おてかちんを すましてから 
 おまへとふたりで 
 ふすゐ(臥猪)のとこで あたたまろうね  オホホホホ・・・
★ 臥猪(ふすい):地面に伏して休む猪の姿から 亥(=猪)は火を防ぐ動物とされ「亥の月亥の日」(現在の11月)に「炬燵開き」と呼んで火(暖房器具)を使い始めた
★ 玄猪(ゐのこ)陰暦十月の最初の亥の日の亥の刻には亥の子餅を食べ無病息災を願う
★ 「おてかちん」は江戸時代,主に女性が用いた丁寧な表現で,お餅を意味する古語「かちん」に丁寧語の「お」を付けた言葉
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