江戸文化  《六十余州名所図会》
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:#64 肥後 五ヶの庄   <熊本県>

▲肥後国は九州中央にあって,三方を山がおおい,菊池・阿蘇・益城・球磨の四大河は,その山嶺から生じて,西に流れ一方の海に注ぐ
 阿蘇・益城・球磨の上流は火山や盆地を形成して,別天地の感をもたせ,奇怪と峻険の地として名高い
 五かの庄は,球磨川の上流の地の山谷深き九州第一の僻境といわれる所
 椎原・久連子・樅木・葉木・仁田尾の五村からなり,北は矢部,南は五木江代,東は椎葉,西は種山,皆険阻で名高い地に囲まれている
 深山の谷地ともいう地で,平家の落人が住みつき,秀吉の頃までその存在が知られずにいたという所としても有名
 「北斎漫画」七編の「肥後五ケの庄」から借用した図であることは知られている

※ 絵師:歌川広重(初代) ★西海道 59〜69
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