江戸文化  《六十余州名所図会》
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:#10 三河 鳳来寺山巌   <愛知県東部の新城市>


▲鳳来寺は,鳳来山の山頂近くにある真言宗五智教団の寺院
 大宝2年(702)利修の開山で,薬師信仰と山岳修験道の霊山として古くから信仰を集める
 徳川家康の両親が天下人となる男子を祈願して家康を授かったと伝わったことから幕府の庇護を受ける
 参道の石段の数が1425段あり,徳川家光によって建てられた仁王門は国の重要文化財
 画面中央下の赤い楼門が仁王門で,階段の途中に点在する建物は坊舎で,多い時には21の坊舎があった
 画面を横切る「すやり霞」と山頂近くの本堂自体を描かないことによって,山の深遠さと荘厳さをより引き立たせ,また霞に赤や紫,青などのぼかしを入れることによりこの図に変化を与えている


★鳳来寺(ほうらいじ) 鳳来寺山(ほうらいじさん)
※ 絵師:歌川広重(初代) ★東海道
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