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No.6225 著作権法  知財検定2g
【問】  50_2g4_1
 映画の効果に類似する視覚的又は視聴覚的効果を生じさせる方法で表現されていれば,物に固定されていない著作物であっても,映画の著作物として保護される。

【解説】  【×】
 映画の著作物は,定義として規定されているとおりである。DVDや映画フイルムに固定されている著作物で,音と映像により表現されている動画は,映画の著作物に含まれ,物に固定されていないライブ映像などは,映画の著作物として著作権法で保護されない。
  参考:Q1842

 (定義)
第二条  この法律において,次の各号に掲げる用語の意義は,当該各号に定めるところによる。
一  著作物 思想又は感情を創作的に表現したものであつて,文芸,学術,美術又は音楽の範囲に属するものをいう。
3  この法律にいう「映画の著作物」には,映画の効果に類似する視覚的又は視聴覚的効果を生じさせる方法で表現され,かつ,物に固定されている著作物を含むものとする。
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R7.10.31