江戸文化 《奥御殿御祝儀雙六》

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:#02 年男(としをとこ) 
 
 #15おとしわすれ(御年忘)
 #21とうじ(冬至)

 アア こわいこと こわいこと なんぼ おいわひだと いつて こんなに どうに あげられるとは
 かたぎぬはとられ ほころびはきれる とんと にようごの志まへ どろぼうにでも はいつたやうな しかただ
※ 大奥では豆を撒く年男は留守居(るすい)という高齢の男性役人で,豆を撒き終ったあとには恒例行事として女中たちが年男を胴上げしたそう
※ 肩衣(かたぎぬ):肩を張らせた袖無しの上着で,舞台衣装としての肩衣は狂言で頻繁に用いられる
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