江戸文化 《万物出勢寿双六》  【序】

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:#02 <天堂(てんどう)> 極楽(ごくらく)
 
 天堂というは ごくらく(極楽)也 世のなかにありては きんぎんさい不う(金銀財宝)に ともしうらぬを ごくらくと云う

 ▲ここで 一つをふれば すぐに上りなり

 
 
 
 
▲おもふことかな つねはこそ 
うきよなら それにつけても 
かねの ふしぎに ろほうがしん 
せんろんにも あるなくしてゆき 
はでなくして とぶせふはきゃう 
たいふん あふきこと うやまふ 
たとへなり 身の中 この手の 
ひうかを あらわし ほとけというても 一文なしでは 
  こくらくとは いひかたし
 あみだも ぜにの ひかりを あらわす    
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