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▲伊賀国は,東と北は伊勢近江に続き,南と西は大和と交わる
上野は芭蕉の出身地として,また上野の郊外にある鍵屋(烟草屋の名称)の辻は荒木又右衛門仇討の場所として有名である
遠方に描かれているのが上野城で,ここは天正年中に北畠氏の臣滝川雄利が来り,筒井定次がその後文禄年間に築造したが,家臣中坊飛駅と争って封土を没収され,慶長13年藤堂高虎安濃津と上野の二城の主となり,代々藤堂家がこの地を治めた
本丸の南愛宕神社のそばに蓑虫庵があり,伊賀の国,上野といえば俳聖・松尾芭蕉(1644-1694)が生をうけた地として知られている
「蓑虫の音を聞きに来よ草の庵」の芭蕉の一句から,服部半左衛門保英(土芳)は自分の些中庵を蓑虫庵と変えた
★伊賀上野(いがうえの) 滝川雄利(たきがわ かつとし)
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