江戸文化  《六十余州名所図会》
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:#59 筑前 筥崎 海中の道   <福岡県西部>

▲筑前国は東は豊前,南に筑後と肥前に接し,西北は海洋に臨み遠賀川(おんががわ)の流域で玄界灘があり,古来太宰府のあった国である
 画面右下の鳥居に「鹿(しか)島」,海中につづく陸地の松林に「海中道」,左上の小山に「香椎神社」その前方の小島に「名島」がある
 筑前国粕屋郡志珂(しか)郷志賀島村は鹿島といい,海中にあって殆んど島に近く,四鹿浜之可浦ともいう
 この浜は奈多浜(海中道)の東辺で,浦は福岡湾のこと
 海中道は青松白沙相映じ,佳景で知られ,その狭い所は時々潮水によって絶たれるのでこれを道切といって小舟を使った
 香椎神社は延喜式神名帳にみられる古社である
 ※今は,海の中道(うみのなかみち)

※ 絵師:歌川広重(初代) ★西海道 59〜69
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