6 「5人」と「5名」の違い
「○○人」・「○○名」とも,人の数を表す助数詞である。
「5人」というのと「5名」というのと,実質的な数に差はないが,敬意を表す場合,改まった場合などには,「何名様・百名様」などというように,「名」が用いられることが多く,そうでない場合は,「3人組の強盗・5人家族」などのように,「人」を用いる傾向がある。
法律関係では,主として「○○人」を使っている例が多いが,必ずしも「○○人」で統一されているわけではない。
また,新聞では,一般には,「○○人」を用いることが多いようである。
特許法第136条(審判の合議制)
審判は三人又は五人の審判官の合議体が行う。