16 「次に連絡」と「次へ連絡」のどちらが正しいか

 「次」が具体的に連絡場所を示すようなときには,「次に連絡」と使う。
 「に」は,存在の場所や時を表すときに用い,「へ」は,方向とか漠然とした場所を示すときに用いる(例えば「東京の方へ進む」)。
 したがって,具体的に連絡すべき場所が示されていれば,「次に連絡」となる。
 このように,「に・へ」の用い方は,簡単であるが,安易に使われ,それぞれの文によって混合されていることがあるので注意が必要である。

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