審決の結論に影響を及ぼす手続上の暇疵
審判における手続的瑕疵は、一般的にみて審決の結論に影響を及ぼすものと認められる場合には、審決の結論に影響を及ぼさないことが明らかであると認められる特段の事情がない限り、審決取消事由となるとした上、特許無効審判係属中に訂正審決がされたのに、訂正発明につき主張立証させることなく無効不成立とした審決を、一般的にみて審決の結論に影響を及ぼす瑕疵である。
最一小S51.5.6(45行ツ32)